2018年1月4日木曜日

六郷小学校3年生総合学習「六郷の音をデザインしよう〜スケッチしてきた音をデザインしよう〜」


201795日(火)
六郷小学校3年生137名は、六郷の音をデザインする学習に取り組むことになり、75日に六郷地域をたんけんして気になる音を拾い、それをスケッチしてきました。
今日は、前回スケッチしてきた音をデザインする活動に取り組みました。音のスケッチは、黒マーカーを使って様々な形の線で描かれています。今回は、画用紙の上にスケッチされた線をクレヨンで描いていくのですが、線に強弱をつけたり、影をつけたり、もとの線の周りに別の線やドットなどの記号を足すなどして飾りをつけていきました。これは、5年生が5月に行った禅タングルの手法を応用しています。クレヨンでの作業が終わると水彩絵の具を使って背景を彩色。絵の具は、クレヨンの色を引き立たせるようできるだけ薄めて塗りました。
こうして、「田んぼで聞いた土の音『どろのがっそう』」「薬師堂で聞いた風の音『風のハーモニー』」「馬洗場公園で聞いた水の音『幸せ水のカーニバル』」「門暮橋で聞いた木の音『いい木の音』」など、どれも美しく、力強く、見とれてしまうばかりの作品が137点出来上がりました。最後にそれぞれのデザイン画にタイトルをつけて活動を終えました。
これらの作品は、125日に仙台メディアテークで開催されたアーキテクウィーク2017に展示されました。
スケッチしてきた図をもとにクレヨンで描く

音の線を太く描き、周りに飾りをつける
薬師堂で聞いた風の音「風のハーモニー」
田んぼで聞いた土の音「どろのがっそう」
馬洗場公園で聞いた水の音「幸せ水のカーニバル」
門暮橋で聞いた木の音「いい木の音」



2017年12月30日土曜日

六郷小学校5年生総合学習「つながる小道をデザインしよう~模型を見直そう~」

20171121日(火)
六郷小学校5年生は、10月から1クラス3グループに分かれて小道と菜園のデザインと模型づくりに取り組んできました。125日にはアーキテクツウィーク2017(場所:せんだいメディアテーク)での発表を控えています。今回は、現時点での模型の発表を行い、模型の見直しをしました。4クラス12グループ全員が、模型とプランを描いた模造紙を見せながら発表しました。それぞれのグループで考えた「つながる小道をデザインしよう」のコンセプトは、小道が菜園だけではなく、地域の人、自然、未来、自分自身など様々なものにつながるものとして考えられていました。
たくさんの作品の中から3グループの作品を抜粋して紹介します。
「きずなにつながる道」では、人と人とのつながりや友情を大事にした小道と菜園を考えました。菜園で採れた野菜を調理しながら交流を深めるスペース、池にいるカメを観察しながら会話がはずむ橋などコミュニケーションを図る工夫がたくさんあります。
「自分自身につながる道」では、ベンチやハンモックを設置。座ったり寝たりとリラックスしながら自分自身をみつめる場所になっています。また、釣りをしたり動物と触れ合ったりすることで自分と向き合うことができるように考えられていました。1人でいても落ち着ける場所というのは貴重な場所になりそうです。
「自然豊かな畑につながる道」では、 小道にケンケンパの形の飛び石があり、ケンケンパをして楽しみながら畑に向かうことができます。他にもクローバーの形の畑や葉っぱの形の芝生など菜園に向かいたくなるような工夫がされていました。
発表後、ネットワーク仙台からは、テーマが抽象的なときは具体的に何がしたいのかもう一度考えること、スケールを考えて模型を見直すこと、道と畑に分かれて作業しているのでお互いの連携をはかることなどのアドバイスをしました。また、フェンスの高い位置にハンギングフラワーを設置するように考案したグループには、水やりをするときの工夫を考えてみるとよいとの意見もありました。
自分達で発表をしたことや周りの発表を聞いたことで改めて気づいたこともあったかと思います。その後クラスに戻り模型の見直しを行いました。
 125日のメディアテークでの発表まで、学校で模型の作業を行い完成させる予定です。
模型や図面を見せながら発表しました
ケンケンパを楽しみながら畑に行こう
発表後、模型を見直しました


2017年11月20日月曜日

六郷小学校5年生総合学習「つながる小道をデザインしよう~スカイプで南フロリダ大学と交流しよう~」

 2017118日(火)
2017530日、米国南フロリダ大学のオーナーズカレッジ(honors college)からベンジャミン・ヤングさんと酒井敦子さんをお招きして、「道」を題材に哲学とデザインに関する学習をしました。そのオーナーズカレッジの大学生20名が2018516日に六郷小学校を訪れる予定になっています。その前に、オーナーズカレッジの大学生17名と六郷小5年生128名が顔を合わせてお互いの言葉や文化に触れ合おうと、この日、スカイプによる遠隔学習が行われました。
 場所は視聴覚室、日本時間8時に接続開始するとカンファレンスルームに集まっている大学生のみなさんと酒井さんが映し出されました。画像も鮮明で動きもスムーズ、声もよく聞こえます。昔、ロサンゼルスやニューメキシコとテレビ会議をやったときは音が時々途切れ、画像はコマ送りのようでしたので隔世の感があります。
9時本番開始。はじめは大学生側から4つの英語クイズが出されました。最初は色に関する質問。「Green」「Red」「White」「Black」などの色を英語と日本語で書いたボードを示しながら、自分の周りでその色がどこにあるか探してみようというもの。子どもたちは友達のシャツを指さしたり、画面の向こうで学生さんたちが同じ色の風船や帽子を振っているのを見てそれを指さしたりしていました。  
次は、学生が「Simon says」と言って、ある動作をするように言うと、その動作をしなければならならないというゲームです。「Simon says raise your right hand」「Simon says tap your head」など次々来る指令に懸命に動作をしていきます。英語がよくわからない子どもたちは、画面の向こうで学生さんがやっている動作をまねしていました。おもしろかったのは、どちらの食べ方が正しいかを当てるもの。テーブルにはクリスマスに食べる七面鳥の料理や、パスタ料理が並んでいます。それをフォークとナイフを使って食べる役の学生と、手づかみや口だけで食べる役の学生の二人が演じるのですが、これにはみんな大笑い。
最後は、イヌ、ネコ、ヒヨコ、ネズミ、ウマなどの動物の鳴き声は日本語と英語でどう違うのか比べてみようという問題。 学生が「イヌ(dog)は何て鳴くの?」と聞くと子どもたちは「ワンワン」、すると学生が「woof」、同じように「ネコ(cat)」は「ニャーニャー」「meow」、「ヒヨコchick)」は「ピヨピヨ」「cheep- cheep」、「ネズミ(mouse)」は「チューチュー」「squeak-squeak」、「ウマ(horse)」は「ヒヒーン」「neigh    という具合です。
日本語と英語ではこんなに違うんだということがわかり、子どもたちは一様に驚いたようすでした。  .
今度は六郷小の番です。
まずは、5月のベンジャミンさんと酒井さんの「道ってなんだろう?」の授業からはじまった「つながる小道」をデザインする学習について、図面と模型を見せながらこれまでどんな学習をしてきたかを発表しました。
そのあとは、学習発表会に向けて練習しているという、ジョン・デンバーの「Take me home, Country Roads」を英語と日本語で合唱。「Almost heaven  West Virginia  Blue Ridge Mountain  Shenandoah River」と子どもたちが歌い出すと、それに合わせて通訳のブルースさんが口ずさみ、気がつくと画面の向こうからも大学生の歌声が聴こえてきます。遠く離れたフロリダと仙台が歌でひとつになる楽しい時間を過ごすことができました。
最後に、「道」という字を書いて見せる書道の実演、和太鼓の演奏、けん玉やお手玉の実演など駆け足で日本文化を紹介しました。
こうして予定していた50分間が終わり、もう一度みんなで「Take me home,Country Roads」を歌いながらお別れをしました。「See you,goodbye!
この交流にあたり、大学生活などを写した自己紹介ビデオを事前に送っていただいたほか子どもたちが楽しめるゲームを考えていただいた大学生の皆さん、また、機材の準備や調整に当たっていただいた酒井敦子さん(通訳も兼ねてもらいました)と仙台市教育センターの皆様、通訳をしていただいたブルース・ウィットレッドさんに心から感謝いたします。

「Simon says raise your right hand」中央が通訳のブルースさん
図面や模型を見せながら発表しました
和太鼓の演奏を見てもらいました






2017年11月19日日曜日

六郷小学校5年生総合学習「つながる小道をデザインしよう~模型をつくろう~」

20171031日(火)
 今日は、前回描いた図面にもとづき模型を製作する活動です。子どもたちは前日30日に、畑や小道の現場に行き、もう一度場所の広さや木の種類を確認した上で今日の授業に臨みました。まずは音楽室に集まり、模型をつくる上での注意点を聞きました。   
「サクラやイチョウや黒松などいろいろな木が植えられているのを見てきたと思うけれど、模型の木は大きめに作られているので今ある木の大きさや形に合わせてカットすること。今植えられている木はできるだけ切らないようにしてほしい、もし切りたくなったらグループのメンバーや先生たちに相談すること」「廊下に作ったデザインセンターに、いろいろな材料を集めているので、その中から好きなものを選んで使ってほしい」「小枝や木の葉など集めてきた自然の材料はそのまま枝や葉っぱとして使うのではなく、模型の材料として使ってほしい」
その後、4つの教室にわかれて作業開始。実は、夏休みに作っておいた模型土台が不足していることが前日にわかり、この日朝から不足分4セットを製作中で開始時間に間に合わなかったため、各クラスともに木をカットしたり、ゲートやベンチなどの模型パーツをつくることからはじめました。デザインセンターで選んできた材料を使って夢中でパーツづくりに取り組む子どもたち。3人掛けだというベンチは、測ってもらうと実際の寸法は幅3m、奥行き2mになるなど、各パーツともにかなりスケールアウトしていたため、模型は縮尺140なので、40倍するとどのくらいになるのか確かめながら作るようにアドバイスしました。 
 そうこうするうちに製作中の模型土台が出来上がり、模型土台の上での作業に移りました。平面で考えたことを立体化するのはなかなか難しいようですが、技術的な助言が役立つこともありました。畑スペースに道具や収穫物を収納する倉庫をつくろうとしている子が、モールを使ってドームを形づくろうとするも、その足元がふらふらして困っているようす。そこで紙粘土で基礎をつくりそこにモールを差し込んでみたらと提案。するとうまく固定できて顔がパーッと明るくなり、手がどんどん動き出しました。

 はじまったばかりの模型づくり。これから次回1121日の模型の見直し活動まで学校で作業を継続していくことになります。
図面をチェックしながら模型づくりを進めます
畑と小道をつなぐレンガの遊歩道にはコルクを使いました
畑スペースに池と噴水を作りました


太陽と月の畑が完成しました

2017年11月14日火曜日

六郷小学校5年生総合学習「つながる小道をデザインしよう~グループで図面を描こう~」

20171024日(火)
 今回は12グループ(3グループ×4クラス)にわかれて、1グループでひとつの図を描いていく学習です。この図は、バブルダイアグラムをより具体的な形に進化させて配置図のように描いていくものですが、各グループ10人~11人と人数が多いため、1グループを2班に分け、畑スペースと小道スペースをそれぞれの班に分けて担当することになりました。まずは、お互いの意見を調整しながら進めていくためのリーダー役を班毎に選出。選ばれたリーダーの司会のもと、みんなでひとつの構想を創るための話し合いが行われました。子どもたちは前回の個人バブルダイアグラム活動を通して自分の考えを持っていることもあり、意見がぶつかりあってなかなか進まない場面も見られましたが、何とかまとまり図を描くまでにこぎつけました。図が進むにつれ、畑スペースと小道スペースが別々の班で描かれているため、つながりがなくなるのではないかと心配されましたが、「光あふれる豊かな小道」と題したグループでは、小道スペースと畑スペースを曲線状のレンガの遊歩道でつなぎ、その遊歩道の周りにソーラーの足元灯を配置するなど、どのグループもみんなが協力し合いながら両方の空間につながりを持たせる工夫をしていました。

あるグループの畑スペースに太陽と月の形をした畑があり、そのグループのタイトルが「夢と希望につながる小道」。どういう関係があるのかたずねると「夢と希望」→「宇宙」→「太陽と月」と連想していったのだそうです。子どものイメージの膨らみは大人たちの想像を超えていました。
次回31日は、今回出来上がった図面に基づいて模型製作に入ります。
みんなのアイデアを出し合って・・・

太陽と月の畑

「自然豊かな畑につながる小道」