2015年8月17日月曜日

博物館の見学と焼物ワークショップ


201566日(土)
博物館の大きなカメにびっくり
震災で大破した堤町まちかど博物館の登り窯の修復にはたくさんの方々から協力が寄せられましたが、JIA東北支部宮城地域会の皆様のお力もそのひとつでした。この日、宮城地域会の保存再生研究部会・建築と子ども教育部会の主催により、博物館の見学と焼物づくりのワークショップが行われ、建築と子供たちネットワーク仙台・佐大商店・つつみのおひなやっこやが協力しました。おひなやっこやの堤人形体験工房には小学生4名と大人11名が集まりました。

はじめに堤町まちかど博物館を紹介してもらい、初代館長の佐藤達夫さん、建築と子供たちネットワーク仙台やたくさんの人たちの力で作られたことを聞きました。
そして、昭和50年代までは火が入っていた現在96歳の登り窯のお話やエピソードなど、佐藤吉夫さんからこぼれ話を伺ったあと、ネットワーク仙台から登り窯修復の取組を聞きました。

その後、震災を生き延びた昔からの大瓶や壷などが飾られている展示室をみんなで見学しましたが、窓から見える大きな道路がここを飲み込んで伸びてくる計画があったことを聞いて、小学生の女の子は「あの道路がここまで伸びていたら、ここはなくなっていたんだね」と感想を話してくれました。
体験工房で焼き物づくり

最後は堤人形体験工房で、粘土と格闘しながら、思い思いの作品を作って楽しみました。

後日釉薬をかけて焼かれた作品。どれもユニークで味わい深い焼物になっていました。
ユニークな作品ばかりです


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