2017年11月19日日曜日

六郷小学校5年生総合学習「つながる小道をデザインしよう~模型をつくろう~」

20171031日(火)
 今日は、前回描いた図面にもとづき模型を製作する活動です。子どもたちは前日30日に、畑や小道の現場に行き、もう一度場所の広さや木の種類を確認した上で今日の授業に臨みました。まずは音楽室に集まり、模型をつくる上での注意点を聞きました。   
「サクラやイチョウや黒松などいろいろな木が植えられているのを見てきたと思うけれど、模型の木は大きめに作られているので今ある木の大きさや形に合わせてカットすること。今植えられている木はできるだけ切らないようにしてほしい、もし切りたくなったらグループのメンバーや先生たちに相談すること」「廊下に作ったデザインセンターに、いろいろな材料を集めているので、その中から好きなものを選んで使ってほしい」「小枝や木の葉など集めてきた自然の材料はそのまま枝や葉っぱとして使うのではなく、模型の材料として使ってほしい」
その後、4つの教室にわかれて作業開始。実は、夏休みに作っておいた模型土台が不足していることが前日にわかり、この日朝から不足分4セットを製作中で開始時間に間に合わなかったため、各クラスともに木をカットしたり、ゲートやベンチなどの模型パーツをつくることからはじめました。デザインセンターで選んできた材料を使って夢中でパーツづくりに取り組む子どもたち。3人掛けだというベンチは、測ってもらうと実際の寸法は幅3m、奥行き2mになるなど、各パーツともにかなりスケールアウトしていたため、模型は縮尺140なので、40倍するとどのくらいになるのか確かめながら作るようにアドバイスしました。 
 そうこうするうちに製作中の模型土台が出来上がり、模型土台の上での作業に移りました。平面で考えたことを立体化するのはなかなか難しいようですが、技術的な助言が役立つこともありました。畑スペースに道具や収穫物を収納する倉庫をつくろうとしている子が、モールを使ってドームを形づくろうとするも、その足元がふらふらして困っているようす。そこで紙粘土で基礎をつくりそこにモールを差し込んでみたらと提案。するとうまく固定できて顔がパーッと明るくなり、手がどんどん動き出しました。

 はじまったばかりの模型づくり。これから次回1121日の模型の見直し活動まで学校で作業を継続していくことになります。
図面をチェックしながら模型づくりを進めます
畑と小道をつなぐレンガの遊歩道にはコルクを使いました
畑スペースに池と噴水を作りました


太陽と月の畑が完成しました

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